当記事では離乳食初期(5ヶ月頃〜)から使えるベビーフードを紹介します。

初期の頃はおかゆも野菜も全部すり潰したり、裏ごしする必要があります。
食材によっては繊維があったりして滑らかにしにくいものもありますよね。
初めての食材は1さじから始めていくので食べる量も少ないですし、食べられるかも分からないのでベビーフードを活用することも一つの手です。
この記事は
これから離乳食を始める人
離乳食作るのが負担に感じている人
離乳食初期から安心して使えるベビーフードが知りたい人
に読んでいただきたい記事になっています。
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離乳食の4つの役割
離乳食の役割には以下の4つがあります。
・食べる力をつける
・生きる力をつける
・健康な体を作る
・健康な心を作る
離乳食は大人と同じものを食べるための練習の食事です。
ミルクやおっぱいだけでは赤ちゃんは大人と同じように食べられるようにならないので練習していく必要があります。
赤ちゃんの消化機能や口の発達に合わせて、食べ物の柔らかさや大きさを段階的に調整し、食材の種類も増やしていきます。
食べる力をつける
人間は生きていくためには食べる力をつけることが必要になってきます。
食べ物を自分で口へ運び、咀嚼・飲み込み・消化・吸収するという力を育てていく必要があります。
赤ちゃんの口の発達に合わせて食材の硬さや大きさを調整し、噛む・潰すなどの能力を付けていきます。
5〜6ヶ月になると赤ちゃんの消化機能も発達してきて、ミルクやおっぱい意外の食べ物を受け入れられるようになります。
そこで離乳食を始めていくことで消化吸収の機能が徐々に発達していきます。
さらには段々と自分で食べものを掴んだり、スプーンを持ちたがる様子が見られ、自分で食べる力を付けていきます。
そうすることで赤ちゃんは徐々に自分で食べる力をつけていきます。
生きる力を育てる
好きな食事を食べて満足感を得たり、家族や友達と食事をすることや自分で食べるということを経験していくことで、食事の楽しさ・食べる意欲が育ちます。
また離乳食を食べ進めていくことでミルクやおっぱい以外の味や食感を体験し、味覚が育ちます。
健康な体をつくる
健康的な体を作るためには栄養バランスの良い食事と規則正しい生活リズムです。
離乳食は規則正しい生活リズムをつける練習になります。
また、赤ちゃんは成長していくとミルクやおっぱいだけでは栄養が足りなくなってしまうので、食べ物から炭水化物やタンパク質、ビタミンなどの体を作る大切な栄養素を補給していく必要があります。
離乳食の最初の頃は1日1回の食事ですが、2回食、3回食と食事の回数も徐々に増やしていくので、毎日決まった時間に食事を摂る習慣がつけられると良いです。
健康な心をつくる
赤ちゃんの健康な心をつくるために大切なことは、よく遊んで、よく寝て、よく食べることです。
離乳食を食べることで色んな味を経験し、家族と食事をすることの楽しさや自分で食べる楽しさを経験します。
離乳食を通して、自分で食べたいという意欲が向上したり、いろんな食材の味や食感に喜んだり驚いたり、手掴み食べができるようになれば”自分で食べられた!”という達成感を得られたりとたくさんの好奇心が育ちます。
離乳食初期ってどんなものを食べるの?
離乳食初期はごっくんと飲み込む練習をする時期です。
離乳食を始めて1ヶ月間は全ての食材を裏ごし又はすり潰してトロトロしたポタージュ状にします。
これはスプーンを傾けたときにポタポタと落ちる程度の柔らかさです。
離乳食を始めて1ヶ月が経って慣れてきたらぽってりとしたペースト状にします。赤ちゃんがごっくんと飲み込める程度のペースト状にして徐々に少しずつ粒が残るように調理したものを食べさせていきます。
ベビーフードを選ぶ際の3つのポイント
対象月齢が合ったものを選ぼう
ベビーフードには必ず対象月齢が記載されています。
月齢によって食べられる食材や柔らかさや形も変わるので、対象月齢に合ったものを選択すると良いです。
どこで食べるのかを考えて選ぼう
市販のベビーフードにはお湯や水で調理するドライタイプ(フレーク・フリーズドライ・粉末)とそのまま食べられるウェットタイプ(瓶詰め・使い捨てパッケージ)などがあります。
外出先で調理ができない場合はそのまま食べさせられるウェットタイプがオススメです。
自宅や外出先でもお湯などで調理ができる場合はドライウェットのものでも良いですよね。
離乳食をべさせる場所が自宅なのか、外出先なのか場所によって選ぶと良いです。

アレルギー表示と添加物や原材料をチェックしよう
ベビーフードは商品として販売されているため過剰に心配する必要はないかもしれませんが、赤ちゃんの口に入れるものなので気になる人もいますよね。
アレルギー表示の確認
食品にはアレルギーを引き起こした場合に重症度が高い7品目(卵・乳・小麦・えび・かに・落花生・そば)がありますが、その7品目を特定原材料といい、容器包装された食品には表示義務があります。
また、表示が推奨されている特定原材料に準ずるものも食品が21品目(アーモンド・アワビ・いか・いくら・オレンジ・カシューナッツ・キウイ・牛肉・くるみ・胡麻・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・松茸・桃・山芋・りんご・ゼラチン)があります。
赤ちゃんにアレルギーがある場合は必ずアレルギー表示をチェックしなければなりません。
原材料・添加物をチェック
離乳食初期〜中期にかけては味付けせずに素材だけの味で食べさせます。
味付けを濃くしてしまうと赤ちゃんの消化管に負担をかけてしまうので、できるだけ調味料や添加物の無い又は少ないもので作られているベビーフードを選ぶ方がいいです。

離乳食初期に使えるおすすめベビーフード7選
和光堂のベビーフード
こちらは粉末タイプなので自宅での離乳食作りを手助けしてくれます。外出先には不向きかもしれません。
米がゆ
とろみ付けにはこれ
味付けには和風だしも
そして離乳食開始頃にぴったりのフリーズドライの裏ごし

食べ進んでいくとこちらのたくさん入っている野菜フレークもオススメです。
離乳食中期以降も味付けやアレンジにも使えます。
キューピー
キューピーはよくスーパーや赤ちゃん用品点でもたくさん見かけますよね。
瓶なので、少し持ち歩くには重たくなってしまうかもしれませんが、自宅にストックがあるといざという時に助かります。
野菜フレークの大望
こちらは北海道で育った新鮮野菜を無添加・無着色でそのままフレークにしたものです。
我が家でも愛用中なのですが、離乳食初期〜後期、また大人の料理にも使えるものなのでとてもオススメですよ。

まつや

味千汐路
味千汐路は国産の有機野菜を使用していて、塩や砂糖は不使用。さらには食品添加物・化学調味料・エキス類を一切使用していない無添加にこだわっているので赤ちゃんに食べさせるのに安心ですよね。
だし
おかゆ
パルシステムのyumyumシリーズ
パルシステムのyumyumシリーズは離乳食初期から使えるものがたくさんあります。
こちらは裏ごしされた野菜やちっちゃくカットされている野菜が冷凍されているので、ストックしておくととっても助かります。
我が家も長女が赤ちゃんの時から利用しているので、離乳食を作る負担がかなり軽減できています。

裏ごしされた野菜は、ほうれん草、にんじん、かぼちゃ、ジャガイモ、コーンがありますよ。
そして今回初めて見つけた裏ごしブロッコリーも購入してみました。
離乳食初期でブロッコリーを裏ごしするのって少し面倒だったので、これは買ってよかったです。
また、yumuyumuシリーズはBabyのものとkidsのもの分かれていて簡単に子供に食べさせられるものがたくさんあるので、ワーママにもオススメですよ。
私自身も長女が1歳の時に復職しましたが、たくさん活用していました。

はたけのみかたのmanma 四季の離乳食
manma四季の離乳食も添加物は不使用。さらにアレルギーの特定原材料の7品目も使用していないので赤ちゃんに安心して食べさせることができます。
パッケージに入っていてそのまま食べられるので、お出掛けの時に持っていくのにも軽くてちょうど良いですよ。
こちらは生後5ヶ月〜食べられる離乳食セットです
こちらはプレゼントにもオススメです。

まとめ
今回は離乳食初期(生後5ヶ月〜)使えるベビーフードを紹介しました。
ベビーフードを使うことに少し抵抗のあるママもいるかもしれませんが、ベビーフードを使うことは全く悪いことではないです。
赤ちゃんも美味しく食べられて、ママの負担も減らせるという良い点もたくさんあります。
手作りで作れる時は作って、品数が足りない時に少しベビーフードを使ったり、ママが疲れている時に活用するなど、使い方を上手に工夫してベビーフードを取り入れていけるといいですよね。
これから離乳食を始める方や離乳食作りが負担になっている方、離乳食初期から使えるベビーフードが知りたい方に少しでも参考になったら嬉しいです。